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映画鑑賞メモ №555

ファクトリー・ガール(2006/米)

ウォーホルのミューズになり、ボブ・ディランが曲を捧げ、
60年代女の子は誰しもあこがれたというイーディ・セジウィックの半生を描いた作品。

映画鑑賞メモ №555_b0050473_1942163.jpgアンディ・ウォーホルにガイ・ピアーズ、
ボブ・ディランをヘイデン・クリステンセン、
そしてイーディはシエナ・ミラー。
俳優二人は「ありえねーーーっ!」と思ったものの、やはりそこは役者さん、ちゃんと二人の特徴を把握して演じていたのでは?(動くウォーホルはあまり知らないので疑問形)

シエナ・ミラーの髪型がとにかくかわいい。
ポップでキュートとはこのことかっ!という衣装が、
今から40年以上も前だというのを忘れちゃうくらいであった。
ハリウッド的なゴシップが耐えないシエナだけど、
体当たりの演技で◎かなり良かった。

あの時代の音楽をもう少し反映してほしかったが、
でも音楽に頼りすぎると、雰囲気だけのMV映画になってしまうので、難しいところではあるけど…。

イーディがウォーホルに出会ったのは、1965年3月、まもなくディランと恋に落ち、
すぐに破局を迎え、1967年ドラッグ中毒により入院、そして1971年には死去。
アメリカでも屈指の名門の家に生まれ、異常なくらい厳格な父親の元で育ったイーディ。
そんなお嬢様がまさに時代に翻弄され、駆け抜けていった短い人生…。
映画としてはよくある話なものの、これが現実、
ウォーホルを代表するポップ・アートの舞台裏が垣間見れ、
28歳の若さで逝ったイーディ・セジウィックという女性のことを
もっと知りたいと思った。。。

公式サイトは こちら
原題 【FACTORY GIRL】 96分 ★★★★☆
監督: ジョージ・ヒッケンルーパー
脚本:キャプテン・モズナー
出演:シエナ・ミラー/ガイ・ピアース/ヘイデン・クリステンセン

やっぱりどうしても動くイーディがみたくて、YouTubeを探してしまった。
↓本物のイーディ、シエナ・ミラーよりカリスマ性があってキュート!

  by ruiji3 | 2008-11-24 19:08 | American Movie

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