飯田橋ギンレイホールは2本立て1500円
観たかったけど見逃してしまった作品が、偶然2本同じ映画館で見れて、
しかも2本で1500円!(スバラシィィィ!!!)
飯田橋ギンレイホールのサイトは こちら。
一般公開より遅れての上映なので安くしているんでしょうが、
それにしてもありがたい金額であります。
ということで、さっそく鑑賞してきたのが下記の作品。
*********************************************
善き人のためのソナタ(2006/独)
ベルリンの壁崩壊する5年前の東ドイツを舞台に、強固な共産主義体制の中枢を担っていたシュタージの実態を暴き、彼らに翻ろうされた芸術家たちの苦悩を浮き彫りにした話題作。(allcinema ONLINE)
シュタージ(国家保安省):体制に反対していると思われる人々を監視・諜報・弾圧するために作られてた組織のこと。
評判が非常に高く、かなり期待しながら観てました。
自由を束縛され感情を押し殺し、神経尖られせながら過ごなくちゃならない社会は、なるほど神経がまいるな・・・と思いつつ、でもでも近隣の某国では、現在でも同じような社会システムなんだろうし、更に現実に心配な事件もあったりして、だのでそれほど緊張せずぼんやり観てました。
むしろ、評判の高さに「?」が点灯しはじめたりして、、、
が、、、これが、どっこい、
シュタージのエリートでもあり監視する任務を行っていたヴィースラーが、西側の本を盗み読みまでして徐々に変化していったように、最後はもうもう大粒の涙が流れてしまったです。
ヴィースラーは、結局、善き人であったにもかかわらず、東西ドイツの統一後も、たぶんその組織にいたという経歴がもとで、チラシくばり等をしてほそぼそ暮らしをしてたのですが、、、
最後の最後にみせる彼の誇りに満ちたささやかな笑顔・・・これにつきます。
公式サイトは こちら
監督・脚本:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
音楽:ガブリエル・ヤレド/ステファン・ムーシャ
出演:ウルリッヒ・ミューエ/マルティナ・ゲデック/セバスチャン・コッホ/ウルリッヒ・トゥクール
『マーサの幸せレシピ』で美しく品のある演技を見せていたマルティナ・ゲデックと、
大人の色気がある俳優セバスチャン・コッホ(『ブラックブック』)が好演。
そして残念なことにヴィースラーを見事に演じていたウルリッヒ・ミューエさんが、
先日、逝去されました。(こちらを参照して下さい。) *合掌*
*********************************************
カンバセーションズ(2005/米・英)
久しぶりに再開をした元夫婦の心の機微(きび)を
リアルな会話とともに映し出したラブストーリー。
私、けっこうアーロン・エッカートも(!)普段着で知的な雰囲気が好きなわけで(ぐふぐふ)、先日観た『ハリポタ』にも出演していた珍しく普通な役のヘレナ・ボナム=カーターと共演。
常に半分にカット割している画面や別の若手俳優による出会った頃の回想部分も挿入されて、最初、
戸惑ってしまったけど、大人になるとなかなか幸せになるのが難しくて、本音が言える男と言えない女、
男と女の幸せの価値観も微妙に違うのだなっていう大人な映画であった。
監督:ハンス・カノーザ
脚本:ガブリエル・ゼヴィン
音楽:スター・パロディ/ジェフ・エデン・フェア
出演:ヘレナ・ボナム=カーター/アーロン・エッカート/ノラ・ゼヘットナー/エリック・アイデム
*********************************************
ということで、観たかった映画が観れて、ホクホクしながら帰ったついでに
近所のレンタルショップに寄ってみたら、両方共にDVDが置いてあり、
だがしかし、「ふん、映画館で観たモン!」と思ったのは負け惜しみではない・・・!
しかも2本で1500円!(スバラシィィィ!!!)
飯田橋ギンレイホールのサイトは こちら。
一般公開より遅れての上映なので安くしているんでしょうが、
それにしてもありがたい金額であります。
ということで、さっそく鑑賞してきたのが下記の作品。
善き人のためのソナタ(2006/独)
ベルリンの壁崩壊する5年前の東ドイツを舞台に、強固な共産主義体制の中枢を担っていたシュタージの実態を暴き、彼らに翻ろうされた芸術家たちの苦悩を浮き彫りにした話題作。(allcinema ONLINE)
シュタージ(国家保安省):体制に反対していると思われる人々を監視・諜報・弾圧するために作られてた組織のこと。
評判が非常に高く、かなり期待しながら観てました。
自由を束縛され感情を押し殺し、神経尖られせながら過ごなくちゃならない社会は、なるほど神経がまいるな・・・と思いつつ、でもでも近隣の某国では、現在でも同じような社会システムなんだろうし、更に現実に心配な事件もあったりして、だのでそれほど緊張せずぼんやり観てました。
むしろ、評判の高さに「?」が点灯しはじめたりして、、、
が、、、これが、どっこい、
シュタージのエリートでもあり監視する任務を行っていたヴィースラーが、西側の本を盗み読みまでして徐々に変化していったように、最後はもうもう大粒の涙が流れてしまったです。
ヴィースラーは、結局、善き人であったにもかかわらず、東西ドイツの統一後も、たぶんその組織にいたという経歴がもとで、チラシくばり等をしてほそぼそ暮らしをしてたのですが、、、
最後の最後にみせる彼の誇りに満ちたささやかな笑顔・・・これにつきます。
公式サイトは こちら
監督・脚本:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
音楽:ガブリエル・ヤレド/ステファン・ムーシャ
出演:ウルリッヒ・ミューエ/マルティナ・ゲデック/セバスチャン・コッホ/ウルリッヒ・トゥクール
『マーサの幸せレシピ』で美しく品のある演技を見せていたマルティナ・ゲデックと、
大人の色気がある俳優セバスチャン・コッホ(『ブラックブック』)が好演。
そして残念なことにヴィースラーを見事に演じていたウルリッヒ・ミューエさんが、
先日、逝去されました。(こちらを参照して下さい。) *合掌*
カンバセーションズ(2005/米・英)
久しぶりに再開をした元夫婦の心の機微(きび)を
リアルな会話とともに映し出したラブストーリー。
私、けっこうアーロン・エッカートも(!)普段着で知的な雰囲気が好きなわけで(ぐふぐふ)、先日観た『ハリポタ』にも出演していた珍しく普通な役のヘレナ・ボナム=カーターと共演。
常に半分にカット割している画面や別の若手俳優による出会った頃の回想部分も挿入されて、最初、
戸惑ってしまったけど、大人になるとなかなか幸せになるのが難しくて、本音が言える男と言えない女、
男と女の幸せの価値観も微妙に違うのだなっていう大人な映画であった。
監督:ハンス・カノーザ
脚本:ガブリエル・ゼヴィン
音楽:スター・パロディ/ジェフ・エデン・フェア
出演:ヘレナ・ボナム=カーター/アーロン・エッカート/ノラ・ゼヘットナー/エリック・アイデム
ということで、観たかった映画が観れて、ホクホクしながら帰ったついでに
近所のレンタルショップに寄ってみたら、両方共にDVDが置いてあり、
だがしかし、「ふん、映画館で観たモン!」と思ったのは負け惜しみではない・・・!
by ruiji3 | 2007-08-04 13:50 | American Movie