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プロヴァンスの贈りもの(2006/米)

なんとまあ!まったくもって羨ましい大人の夢物語なわけで、
あじぐでくたびれてしまう残暑な毎日なので、「夢だな・・・」ってシニカルになるよりも
夢に酔いしれちゃったほうが、なんだかんだと言って心地良い作品だと思う。

プロヴァンスの贈りもの(2006/米)_b0050473_15153810.jpgロンドンの敏腕ビジネスマンが、南フランスの地で人生を見つめ直す様を描いたヒューマンドラマ。
ロンドンの金融界でトレーダーとして多忙な日々を送るマックス(ラッセル・クロウ)のもとに、10年も疎遠にしていたヘンリーおじさん(アルバート・フィニー)が亡くなったとの知らせが届く。
遺産を相続することになったマックスは、ヘンリーが住んでいたプロヴァンスのぶどう園を訪れるが……。 (シネマトゥデイ)

ラッセル・クロウは今ひとつ好きじゃないけど、この作品では許せる範囲。できればもう少し薄めの無精髭にしてほしかったけど、普通の人役のラッセル・クロウは中々新鮮であった。

他のお気に入りの俳優(イギリス人限定)だった場合、
さらにうっとりとして泥酔状態になるかもしれず、
ほどほど(=ラッセル・クロウ)でほろ酔い気分になれるのが良いかも。
そして美人で粋で勝気なフランス人女優らを相手にするのだったら、
ラッセル・クロウくらいの押しの強そうな男優じゃないと、
つりあいがとれなかっただろうな・・・。
プロヴァンスの贈りもの(2006/米)_b0050473_15161819.jpg
しかし、プロヴァンスですからっ!ぶどう園にシャトーですからっ!
そりゃ漫然の笑みだわよっ!

ちょっと出来すぎ恵まれすぎな主人公だけど、
あくせく毎日を過ごす人達(含む自分)にとって、くやしいのでちょっと余裕かまして観ると(?)
プロヴァンスからの贈り物的心地よいシネマ・タイムを過ごせると思われ、
期待せず暑さしのぎで鑑賞した映画なわりに、★★★★星四つなのだっ。

プロヴァンスの贈りもの(2006/米)_b0050473_15171257.jpg監督:リドリー・スコット 原作:ピーター・メイル  
脚本:マーク・クライン 音楽:マルク・ストライテンフェルト
出演:ラッセル・クロウ/アルバート・フィニー/フレディ・ハイモア/マリオン・コティヤール/アビー・コーニッシュ

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最近、フランスでは、ワインよりビールを飲む若者が増えて、
ワイン消費が減少している傾向なんだそうで、
なんとワインをジャカジャカ棄てている模様を、先日、ニュースでも見た。
自分がビール好きなだけに、威張ったことは言えないけど、もったいないよぉぉぉ。
実際問題、ぶどう園を維持するのもけっこう厳しい時代のようだが、
逆に、日本では酒屋に行くとワインを置いてる棚のスペースがかなり増え、
たまにウィスキーやバーボンを…と思って行くと、ものすごく減って
なんだか寂しい。くっすん。

ええと、今夜はたまにワインでも・・・と書きたいところだが、
どうなの!?この暑さ!
冷えたお気に入りのグラスにそそぐのは、やっぱりサッポロ黒ラベルだす。くーーーーっ。

  by ruiji3 | 2007-08-23 15:41 | American Movie

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