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CAPA in Love & War (2002/美国)

CAPA in Love & War (2002/美国)_b0050473_1714154.jpg10か国にわたる5つの戦争を取材し、7万枚のネガを残した写真家ロバート・キャパの実像に迫るドキュメンタリー。彼の撮った写真や彼の友人達、影響を受けた人々の証言やニュース映像で構成され、「写真に撮られてるという意識がおきなかった」と大戦下に出会ったイギリス人の普通のおばちゃんの言葉が印象的。
「彼は美しくゴージャスでロマンチックなハンガリーアクサントなの。女の子たちはみんなキャパに夢中だったわ。」と友人が語るキャパの人生は、ほとんどジプシーのように戦火を渡り歩いていた。
監督・脚本:アン・メークピース
製作:スーザン・レイシー

このDVDをレンタルしたのには理由があって、キャパの写真が好きだったから・・・なんてことではなく、キャパの声をドラマ「ER」のコバッチュ先生ゴラン・ヴィシュニックがやっているからで…ふん!どうせ、邪悪で浅はかな婦女子の動機(理由)はこの程度。ふんふん!
同じヨーロッパ訛があるし雰囲気もなんとなく似ているので白羽の矢が立ったのかも。
邪悪ついでに、全然知らなかったのだけど、あの(!)イングリット・バーグマンが愛した人でもあったようで、彼女は離婚してキャパと一緒になるつもりだったらしいですが、キャパが「俺は一生風来坊だ」って断ったらしいです。ちょっと寅さん入ってますが、渋い!

「戦争写真家の切なる願いは『失業だ』」とキャパ自身は語っているけど、戦時下におけるアドレナリンの上昇に吸い寄せられたしまった一人だったかもしれない。
40歳でベトナム戦争における最初のアメリカ人従軍カメラマンとして戦死し、そして彼は伝説になったのだな・・・。

  by ruiji3 | 2005-05-21 22:02 | American Movie

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